輪島市でも東部にあり、広域の町である町野町。海岸は隆起の影響で以前よりも広くなっており、そこで行われたイベント「浜開き」でかき氷キャラバンの試運転が行われました。
”浜開き”は、隆起で以前より広くなった海岸を有効活用できないかというポジティブな発想の元で生まれた町のイベント。
海岸を利用し、ダンスや踊りなどのステージショーのほか、ビーチフラッグやビーチバレーなど様々なアクティビティが行われました。
飲食は砂浜に設置されたスペースで行う屋台スタイルで提供。ピザやラーメン、お菓子に珈琲などの屋台が並びたくさんの町民の人たちが舌鼓を打ち、賑わっていました。
飲食のメニューは基本的に無料のものが多く、お気持ちで投げ銭を入れる(金額は自由)or 海岸清掃で無料といったスタイルです。
カルピスのかき氷がとっても気に入り、全種類制覇してくれた女の子(お母さんには内緒らしいです)
大人も子どもも、地元の人たちの本当にたくさんの笑顔に会えました!
また、かき氷は町野の方だけでなくステージに出演したパフォーマーの方たちにも喜んでいただけました。
こちらは設営や清掃のお手伝いに来てくれていた星稜大学の学生さん。とびきりのまぶしい笑顔!
町野復興プロジェクト実行委員会の方たちにも喜んでいただけました。
海岸ではみなさんも体を動かして盛り上がり、屋台では美味しいグルメと住民同士の会話で盛り上がってと楽しさでいっぱいのイベント。町野の人たちはみな人がらも良く温かい人ばかり。老若男女関係なく和気あいあいとした雰囲気がとても居心地の良さを感じさせてくれました。
たくさんの人にかき氷を振る舞うことができ、喜んでいただけて本当に嬉しかったです。町野のみなさん、呼んでいただいてありがとうございました!
追記
お気持ちでいただいたお金が1万円を超えました。主催者の方とのご相談の結果「町野町のために使っていただけるなら受け取ってもらって構わない」とのことで、そのまま頂戴いたしました。
早速Amazonギフト券を購入、もう一つの支援活動である「仮設住宅へのベンチ支援」として町野町の仮設住宅へのベンチ購入費用に充てさせていただきます。残金は再度町野町のイベントでの収益と合わせて支援に充てさせていただきます。
発災初期から支援が続いてきた中で、被災者の方は無償で受け取ることが自然と当たり前になってきていました。
フェーズが変わり以前の暮らしを取り戻していく中で、自分のお金を出していくことに少しずつ慣れていくための取り組みだそうです(他の地域の炊き出しなどでも同様のケースが増えてきました)。